応募したい会社が決まったら、次は提出書類の作成です。
提出を求められるのが「履歴書」と「職務経歴書」です。
このうち「履歴書」は、フォーマットがほぼ決められており、
応募者が独自の工夫を見せるのがなかなか難しいものです。

一方、人事担当者の視点からすれば、フォーマットが決まっているからこそ
短時間で応募者のこれまでの経歴を確認できます。

1枚の履歴書を見る時間は数十秒から数分と言われています。
有名企業となれば何百人もの応募者の書類に目を通さなければならず、
一人ひとりの書類に最後まで目を通す時間はないのです。
忙しい人事担当者の目に留まるようにポイントを押さえた履歴書の作成を行いましょう。
この記事では、人事担当者が最後まで目を通したくなる履歴書の書き方を解説します。

履歴書のマナーと書き方

履歴書は、人事担当者が最初に目を通す応募書類であり、面接という次のステージに進めるかどうかを左右する「鍵」となるものです。
相手から「この人にぜひ会ってみたい!」と思われるには、書き方のルールやマナーを守ることが必要です。
その上で求人内容に沿ってアピールし、最後まで目を通したくなるように仕上げましょう。

この記事では、履歴書の書き方を解説します。学生時代の就職活動と異なり、転職の履歴書では職歴が新しい要素となります。
これから転職をお考えの皆さまに役立つ内容となっておりますので、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。

職務経歴書との違い

履歴書と職務経歴書の違いについてですが、履歴書は応募者の基礎情報を確認するためのもの。

職務経歴書は、これまでどんな仕事をしてきたのかを確認するためのものです。

履歴書はフォーマット化されていますが、職務経歴書には決められた型はないのが一般的で形式や記載項目が自由です。

履歴書を書く時に押さえるべきポイント

面接に進むためには、書類を通して自分に興味を持ってもらうことが大切です。

人事担当者が最初に目を通すのが履歴書です。応募者が今回の募集条件の最低ラインに到達しているかをここで判断します。

ここで足切りされてしまうと、せっかく用意した職務経歴書はチェックすらしてくれません。

限られた履歴書の枠内で、押さえておくべきポイントを意識して人事担当者にアピールをしましょう。

ここでは、履歴書を作成するときの5つのポイントについて解説します。書類選考に通過しないと先へ進めません。特に、転職が初めての方はしっかり確認しておきましょう。

ポイント1 減点ポイントを払拭する

ここ最近は手書きではなく、パソコンで作成したものを提出するのが主流です。
かつてのように、文字の丁寧さが求められたり、書き間違えばまた最初から作り直したりという煩わしさは無くなりました。
とは言っても、カタカナや数字の全角・半角が混じっていたり、誤字があったりすると大幅な減点となるため注意が必要です。
その他にも、職歴に空白が合ったり、短期離職したりしているとマイナスポイントになってしまいますので、
備考欄に正当な理由を書いておきましょう。
たとえば、短期離職の経験がある場合には「会社の業績悪化により急速に待遇が悪化し、退職せざるを得なくなりました」など、
自分の力ではどうすることもできなかった旨を書くと良いでしょう。

ポイント2 文章は簡潔に分かりやすく

文章の簡潔さは必須です。人事担当者は、非常に多くの応募者の履歴書を見なければなりません。
応募者が多い企業では、見にくい履歴書は読んでさえもらえない可能性が高まります。
ダラダラとした回りくどい長文ではなく、要点を端的に押さえた簡潔な文章を心がけましょう。

パソコンを使用すれば、書き直す手間が少なく簡単に作成できます。
強調したい文章に下線を引く、見出しにマークをつけるなど、見て欲しいポイントに着目してもらえるようにしましょう。

ポイント3 志望動機欄は転職理由とつながる内容でアピール

人事担当者は志望動機欄から、「なぜ応募してきたのか?」を見ています。
応募先となる企業の事業や理念を調べ、その会社に感じている魅力と入社意欲を志望動機として伝えましょう。

面接で転職理由を聞かれた際に、ちぐはぐにならないような内容であることも大切なポイントです。

履歴書を書き終えたらここをチェック

履歴書を書き終えたら、提出前に必ず一度はチェックしておいてください。
ここではそのポイントを解説します。完璧と思っていてもうっかりミスがあるかもしれません。
繰り返しになりますが、提出前に必ず確認しておきましょう。

記入漏れがないか

・空白のままの欄がないか確認しましょう。特に「ふりがな」の欄などは漏れやすい項目です。
・職歴に空白があったり短期離職したりしたことがある場合は、備考欄に正当な理由を書いたか確認しましょう

誤字・脱字がないか

・誤字や脱字がないことを確認しましょう。
・社内用語など、一般用語ではない言葉を使っていないか見直しましょう。
・和暦と西暦どちらを使用しても構いませんが、年号が統一されているかを確認しましょう。

簡潔に分かりやすい文章になっているか

・長過ぎる言い回しやくどい文章がないか確認しましょう。

不自然な改行やレイアウト崩れはないか

・パソコンで書類を作成した場合、不自然な改行がないか確認しましょう。
・レイアウトが崩れていないことを印刷して確認しましょう。
・修正した箇所は、最後にもう一度確認しましょう。

まとめ


転職活動は、書類選考を通過しないと先に進めません。
転職を成功させるためには、ポイントを押さえて履歴書を作成することが重要です。
履歴書の作成ができたら、次は職務経歴書の作成です。
別記事で作成のポイントを解説してますので、ぜひご覧ください。