志望動機を伝える目的とは

まずはじめに、志望理由を話す目的をお伝えします。

結論は、「志望企業に定着できそうか」を説明することになります。

つまり、その企業で長く働けると証明するためなのです。

企業側にとっては、せっかく採用したのにすぐ辞められると困ってしまうからです。

なぜなら人を採用するのにはとてもお金がかかるからです。

一般的に、1人採用するのに平均で約100万円単位の経費がかかると言われています。

会社に利益をもたらす人材になってもらうまでに時間もかかりますし、すぐに辞められてしまっては困りますよね?

そのため、われわれ応募者はその企業で長く働き続けることを、採用担当者にアピールしなければいけません。

志望動機の構成

ここからは、志望動機の具体的な作り方について説明していきます。

まず、志望動機は次の3つの構成に分けて意識するとスムーズに作れます。

・転職の軸を明らかにする
・志望企業のどこに魅力を感じたのか
・転職の軸と志望企業を重ねる

順番に説明していきますね。

※この志望動機の作り方は、サラリーマンYouTuberのサラタメさんの動画を参考にさせて頂きました

転職の軸を明らかにする

まずは、ご自身の転職の軸を探しましょう。

これをハッキリさせると、転職理由や志望動機に一貫性ができるからです。

転職の軸とは、自分が転職活動で最も実現させたいことです。

たとえば、筆者の場合は、「自社ブランドがついた製品を設計したい」でした。
このように転職においての軸をハッキリさせましょう。

志望企業のどこに魅力を感じたのか

次に、志望企業の魅力を伝えましょう。

ポイントは、「現職では実現できないことが志望先ならできる」ことを伝える点です。

筆者の場合は以下のようなことを書きました。

現職は下請け企業のため、自分の会社名がついた製品を世に出せないもどかしさを感じていた。
御社では、自社製品を世に出しており、自分の想いや技術を織り込んだ仕事ができることに魅力を感じている。

ただの会社説明にならないように気をつけながら、志望企業のどこに魅力を感じたのか伝えましょう。

転職の軸と志望企業を重ねる

最後に、自分の転職の軸と志望企業の魅力が重なることを伝えましょう。

そうすることで、その企業を志望している説得力が増します。

これまでの例でいうと

自分の転職の軸→自社製品を手掛ける仕事がしたい
志望企業の魅力→自社製品を世に出しており、これまでの自分の経験を反映させた仕事ができる
志望企業なら転職の軸が実現できる理由→これまで自分が経験したことがある商品の開発を自社で行っており、自社ブランドの製品に取り組めるだけでなく、これまでの経験や技術が活かせるから。

このように、転職の軸と志望企業の魅力が重なっていると、志望理由の説得力を増すことができます。

【例文】実際の志望理由

説明だけでは具体的にイメージしづらいと思います。
そこで、筆者が実際に転職活動で作成した志望理由を公開します。

先ほどの3つの構成は、次のようになっています。

自分の転職の軸
→自社製品を開発する仕事がしたい

志望企業の魅力
→自社製品の開発を行っており、自分の技術や想いを織り込める業務ができる

志望企業なら転職の軸が実現できる理由
→これまで自分が経験したことがある商品の開発を自社で行っており、これまでの経験や技術を活かして取り組んでいきたい。

この志望動機で倍率100倍の選考を突破できたので、説得力はあると思います。

志望動機作成の手順

ここでは、実際に志望理由を作成するときの手順を説明します。

①転職の軸を書き出す

ご自身が転職活動を始めようと思ったキッカケを書き出しましょう。

以下は例です。

・お給料に不満があった

・仕事にやりがいが見つかりにくい

・労働環境が良くない

そしてこれまでを振り返ってみて、仕事をする上でどんなことがモチベーションになってきたかを書き出してみましょう。

たとえば、以下のような感じです。

・自分が担当した製品が世に出た

・交渉にあたって入念な準備をして契約成立させた

・仲間と一緒に苦難を乗り越えた

・指導を担当した後輩が成果を出した

書き出すうちに、どんな会社でどんな仕事をしたいのかという「転職の軸」が見えてくるはずです。

②志望企業の情報収集

転職の軸が見えてきたら、次に志望企業や募集職種はもちろんのこと、その会社が属する業界の動向についても調べましょう。

求人票を読んで分からない用語があれば、調べてみて下さい。

それでも不明であれば、ぜひ転職エージェントに問い合わせてみましょう。

その上で、今までの経験や実績が活かせそうな点、自分の適性と一致する点を書き出していきましょう。