転職エージェントとの面談は自宅で可能!web(オンライン)面談が今は主流

転職エージェントに会員登録すると、担当のキャリアアドバイザーとの面談が設定されます。この面談はより良い転職先に巡り合うための必須の要素です。

転職希望者の希望条件の把握や転職する上での困りごとなど、きめ細かにキャリアアドバイザーに理解してもらうことで、効果的なサポートを得られるからです。

現在では、対面での面談よりもWeb上での面談が主流になっており、自宅にいながらよりよい転職先を見つけるための相談が可能となっています。

ここでは、転職エージェントとの面談の目的や、昨今の面談事情について解説します。

転職エージェントとの面談の目的

転職エージェントに登録すると、次のステップはキャリアアドバイザーとの面談日時の調整・決定です。

「メールでやり取りすれば済む」「わざわざ面談をする必要性が分からない」と思う方もいるかもしれませんが、面談を実施する最大の目的は、転職希望者のニーズに合った求人を把握することです。

ここ最近では、web(オンライン)か電話のどちらかの手段で面談を行う形式が主流になっています。どちらを選択するかは転職希望者の意向で決まることが多いです。

筆者としては、キャリアアドバイザーとのコミュニケーションの取りやすさから、Webでの面談形式をオススメします。

いずれにせよ、転職希望者と直接話をすることで、キャリアアドバイザーは本人が気づいていない希望などを言語化したり、

転職でどんなことを実現したいか把握したりといったように、転職希望者にとってより良い転職先探しをサポートしてくれます。

また、お互いの人柄を知ることで今後の転職活動が円滑に進みやすくなりますので、ぜひこの機会を有効活用しましょう。

コロナ禍がキッカケでWebや電話での面談が増えた

転職エージェントの利用にあたり、昨今増加しているのが、Web面談や電話による相談です。

従来は対面による面談がメインでした。当時はWebや電話を活用した面談は珍しいものでした。

そのため、転職エージェントとの面談をするには、わざわざ有給休暇を取るなど仕事を中断して、都心部にあるエージェント会社に赴いて面談をするのが当たり前でした。

その流れが大きく変わった転機となったのは、2020年から始まった新型コロナ感染拡大です。

コロナ感染防止のため、今までのように直接会って話をすることが困難な状況となり、エージェント各社はオンラインツールでの面談形式を導入するようになったのです。

このおかげで、移動による時間やお金のロスが無くなり、自宅にいながらにして転職希望者の方へのよりよい求人紹介が実現されるようになったのです。

仕事が終わった後の夜間にも面談ができますので、かつてのようにエージェントに面会するためにわざわざ有給休暇を取る必要もなくなりました。

本当に便利な時代になったものです。

Web面談を利用するメリットと注意点

転職エージェントとの新たな面談スタイルとなったWeb面談は、前述したように様々なメリットがあります。

しかしその一方で、Web面談を利用する際には注意しておきたいこともあります。

Web面談のメリット

Web面談は、面談者に会うための移動時間が不要です。かつてのように転職エージェントに直接足を運ぶ必要がないので、ちょっとしたスキマ時間を活用しての面談も可能となりました。

特に、UターンやIターンで遠方での転職を考えている方、もしくは地方にお住まいで大都市の企業への転職をお考えの方は、希望エリアの転職エージェントに行くだけでも、時間やお金のロスが大きくなります。しかしWeb面談ならその費用を抑えられますし、短時間で転職について相談できるという気軽さがあります。

また、対面の面談よりも時間の融通が利き面談の日程を決めやすいため、会員登録をしてから最短数日で面談を行えるのも、Web面談の魅力のひとつです。

Web面談/電話面談の注意点

電話相談の場合は、携帯電話さえあれば簡単に相談ができるので、特に機器をそろえる必要はありません。

しかし、電話での相談となると相手の表情が読み取れず、真意や人柄がなかなか伝わりにくいといったデメリットが生じます。

一方のWeb面談は、相手の顔を見て話ができるため、通常の面談とほぼ変わりません。

ただし、Web面談ができるよう、カメラやマイク、通信機器などの設備を揃える必要があります。

自宅にパソコンがない、カメラがついていないという方は、まずWeb面談ができる環境を整えることから始める、ということを覚えておいて下さい。

筆者の場合、Web面談できるツールが自宅になかったので、格安のパソコンレンタルサービスを利用しました。

転職エージェントとのWeb面談に必要なもの

Web面談を円滑に進めるためには、自身の経歴を知ってもらい、希望条件を伝えるための準備が必要です。

また、通信環境がWeb面談に影響を出さぬよう、機器の作動や操作確認をしておきましょう。ここでは、転職エージェントとのWeb面談前に行いたい準備について紹介します。

履歴書・職務経歴書の送付

転職エージェントが転職希望者の転職先を選定する材料のひとつに、転職者の経歴があります。Web面談の前には、履歴書と職務経歴書を転職エージェントに送付しておきましょう。

事前に自身の経歴を把握してもらうことで、面談がよりスムーズに進むからです。

面談中に学歴・職務経歴を事細かに説明する手間がなくなるので、面談時間の短縮にもなります。

希望条件を明確にする

面談の際に転職エージェントに希望が伝わりやすいよう、年収や勤務地、仕事内容など転職で叶えたい条件や自身のスキルなどをまとめておくと良いです。

頭の中で整理することはもちろんですが、できれば紙に書いたり、パソコンに打ち込んだりして目に見えるようにしておくと、Web面談の際に伝え忘れを防げます。

あとは、年収など希望条件や志望業種、自分がそこで何をしたいか、そして何ができるかを伝えると、転職エージェントもあなたに合った転職先を見つけやすくなるでしょう。

いつまでに転職をしたいのか期限を決めておく

転職時期が明確には決まっていなくて、「いい求人が出てきたら転職したい」とノンビリ構えていると、転職エージェントとしては「〇〇までに転職したい」「できるだけ早急に転職したい」と思っている人を優先する傾向にあります。

焦りは禁物ですが、それだけであなたにピッタリの転職先に巡り合えるチャンスを逃してしまうこともあります。

「遅くとも〇月までに転職したい」「〇か月以内に転職活動を終える」と具体的な期限を決めて転職エージェントに伝えれば、それに向けてサポートしてくれるでしょう。

通信テストを行っておく

Web面談の日程が決まりせっかく準備万端なのに、いざ面談を始めるときになってカメラがうまく作動しない、マイクが音声を拾ってくれない、ネット環境の問題で通信が途切れてしまうなどのトラブルが起こっては意味がありません。

こうした問題が起こらないよう、忘れがちですが事前にマイクやカメラのテストをしておくことが大事です。

通信環境を確認したり、ZoomやGoogle Meetなど指定された媒体が問題なく使えるか確認したりすることを忘れないようにしましょう。

Web面談でどんなことを話せばいい?利用できる回数は?

初めて転職エージェントを利用される方は、Web面談で何を話すのか、面談は何回までできるのかなど、気になることもあるでしょう。

ここでは転職エージェントにおける面談の内容や、利用回数について解説します。

事前に面接のイメージをしておき、面談をより充実したものにしましょう。

Web面談の内容

面談は、自己紹介や転職に関する希望の確認、これからの転職活動の進め方の相談などがメインとなります。

話がスムーズに進むと、初回面談で求人を紹介してもらえたり、履歴書の添削や面接対策も行ってもらえます。

面談の具体的な内容を、以下にまとめました。

自己紹介

自己紹介やこれまでの経歴、転職活動の進捗状況の確認などをします。

転職に関する希望の確認

希望業界や職種そして年収など、転職で叶えたい希望条件を伝えます。

具体的に決まっていない場合は、今回の転職でどんなことを実現したいのかを伝え、キャリアアドバイザーに自身の希望を言語化するサポートをしてもらいます。

転職活動の進め方の相談

今後の転職活動をどのように進めていくか、スケジュールや連絡手段などの確認をします。

メールと電話のどちらがスムーズかを伝えると、その後のやり取りがしやすくなります。

求人情報の紹介

希望に合った求人があれば、初回の面談で紹介してもらえることもあります。

履歴書などの添削

転職活動に必要な履歴書、職務経歴書の添削をしてもらえます。

アドバイスをもらうことで、勝てる書類にパワーアップさせましょう。

面接対策

具体的な転職希望先が決まると、本番を想定した面接対策も実施してもらえます。

本番を想定し、自身の思いをしっかりと伝えられるよう練習しましょう。

具体的な流れとしては、面接での想定質問が一覧化されたエクセルシートが担当のキャリアアドバイザーからメールで送られてきます。

そのシートに自分なりに考えた回答を入力し、キャリアアドバイザーに返信します。

後日、キャリアアドバイザーから面談でフィードバックをもらうという形式が多いです。

専任アドバイザーへの質問

各面談では、転職活動で気になること、分からないことを質問できる時間もあります。

ここで不安や疑問を解消し、前向きに転職活動に取り組めるよう何でも相談しましょう。

40代半ばで利用した筆者の場合は、この年齢でも内定がもらえそうか?とか、この年齢で管理職経験が一度もないけど大丈夫か?

などを質問しました。

不安に感じていることをキャリアアドバイザーにぶつけて、その都度アドバイザーから丁寧なアドバイスを頂けたので、

安心して転職活動を進めることができました。

Web面談の回数は?

Web面談の回数は、転職活動の状況や担当のキャリアアドバイザーによって異なります。

平均的な回数は2~3回とのことですが、面談の回数に制限があったりサポート期間が定められてたりする転職エージェントも存在するので、

登録前に確認しておきましょう。

マイナビエージェントのように、面談回数やサポート期間が無制限のエージェントもあります。

転職活動が順調に進むことに越したことはありませんが、万一思うように活動が進まなくても、焦らずじっくりと自身に合った転職先を見つけることができるので安心です。

転職エージェントとのWeb面談に関する疑問について

ここでは、Web面談に向けた準備や転職活動を進めるなかで、よくある疑問をまとめました。

当日の持ち物や服装は?

Web面談当日に必要な持ち物は特にありません。

転職エージェントから指示がなければ、筆記用具されあれば十分です。

事前に履歴書や職務経歴書を転職エージェントに提出している場合は、それに基づいて面談が進行していきますので、

お手元にそれらを用意しておくと安心です。

また、服装は企業との面接ではないので、スーツでなくても問題ありません。

とは言っても、清潔感があり、いかにも部屋着のようなカジュアルな服装は避けた格好で臨みましょう。

外出する際の私服レベルであればOKです。

Web面談は転職の面接ではないとはいえ、転職エージェントへの第一印象を決める重要な機会です。

好印象や誠実さを与えるよう、清潔感を重視して、迷うくらいならスーツを着用すれば間違いはないと思います。

日程変更や土日面談の可否

転職活動は、働きながら行う方が多い傾向です。そのため、平日の夜や土日に面談を実施してくれる転職エージェントも多いです。

筆者がお世話になった転職エージェントの場合は、夜8時から面談をしてくれたので、仕事を休んだり中断したりする必要もなく本当に助かりました。

また、仕事の都合などで、予定していた日時での面談が難しくなることもあるかもしれません。

その場合には、キャンセルの必要が分かった時点で、できるだけ早く連絡をしましょう。

担当キャリアアドバイザーは、面談に向けてしっかり準備してきています。

そのことに思いを馳せ、面談の日時変更をする際には、お詫びの言葉や日時変更の理由をきちんと伝えることが大切です。

担当者の印象が悪い場合は?

転職希望者も転職エージェントのアドバイザーも人間ですので、話してみて「相性が合わない」と感じることがあるかもしれません。

印象が良くなかったり連絡が遅かったりと、期待していたほどのサポートをなかなかしてもらえない、希望条件に合わない求人しか紹介してもらえないといった理由から、

担当のアドバイザーを変更してもらうよう申し出ることも可能です。

もし、変更したいけど直接変更を申し出るのは心苦しいという方は、お問い合わせフォームを活用するなどして変更の依頼をするのが有効です。

面談で話す内容はどこまで?

Web面談の際に、どこまで踏み込んで話をするべきか悩む方もいるでしょう。

転職回数が多い、面接では言いづらい転職理由がある、休職や失業など職務経歴に空白の期間がある、これといった実績がない、など面談で話しにくい内容や悩みをお持ちの方は多いと思います。

しかしWeb面談では、こうしたことも正直に伝えるのをオススメします。

企業側からどのように評価されるのか、プロの視点から適切なアドバイスをもらえることでしょう。

自分にとっては大きなコンプレックスだったことも、採用側からすれば大した問題ではなくむしろ魅力的に感じるポイントだった・・という場合もあり、

アドバイスを受けることで今後のキャリアを変える転機になることもあります。

たとえば、筆者自身は40代になっても管理職経験がなく、そのことに強いコンプレックスを持っていました。

その悩みをキャリアアドバイザーに打ち明けたところ、今は40代でも管理職経験がない人が大部分を占めていて、

むしろ「手を動かしてくれる人材」を求めている企業が多いので気にする必要はないと背中を押してもらえたことがあります。

せっかくの機会ですので、できるだけたくさんのことをキャリアアドバイザーに自己開示しましょう。

転職エージェントとのweb面談で気をつけたいポイント

1点だけ注意すべきことがあります。キャリアアドバイザーの中には、利用者より若い人もいらっしゃいます。

しかし、たとえご自身より若いとはいっても雇用動向や転職市場に熟知したプロであり、横柄に接すると敬遠されてしまいます。

キャリアアドバイザーと円滑なコミュニケーションを取ることが転職成功への近道であることを念頭に、

心強い味方になってもらうことを忘れないようにしましょう。

まとめ

転職エージェントとの面談は、かつては対面がメインでしたが、今では好きな時間・場所で実施できるWeb面談が主流となりました。

Web面談は、移動時間やそれにかかる費用と労力を抑え、転職エージェントならではの良さを最大限享受できるメリットがあります。

サポート期間・Web面談の回数に制限を設けず、平日夜や土日の相談も可能なエージェントがあります。

働きながら転職活動をする方にとっては、非常に恵まれた環境が整備されています。よりよい転職先を見つけるために、ぜひ転職エージェントを活用してみて下さい。